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ゲーマーな社会人が綴る赤裸々な日常
by ヒゲ忍

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オフロード講習のつづき
オフロード講習のつづき_b0022699_13402134.jpg
去年HMS埼玉のオフロードレクを受けた話のつづきです。

自分が忘れてしまった時用のメモなので、人によっては全く役に立たない場合もあるかもしれません。ないかもしれませんけど。
あと、一般公道では多分一切使わないテクなのであしからず。







話は遡ってオフロード講習を受ける前。
初めてHMSに参加してオンロード初級をやってた時の話。




まずは何も聞かずに自分がやったスロラームがこんなの↓
オフロード講習のつづき_b0022699_13435063.jpg
最も重視したのがライン取り。
次に気をつけてたのがブレーキング。
なるべく直線部分というか車体をバンクさせ始める前に減速を終わらせておいて、旋回しながらジワ~ッと加速するような走り方。

当然フロントブレーキは封印です。
危ないですからね。コーナリング中のフロントブレーキ。




次にHMSのオンロード講習で習ったのがこれ↓
オフロード講習のつづき_b0022699_13511574.jpg
教習所のスラロームとの最大の違いはブレーキング。しかもフロントブレーキを積極的に使います。

旋回中もFブレーキを完全には離さず、少~~しだけかけた状態。

加速は旋回が終わってから。
図ではブォ~ン!みたいに緑に矢印が書いてありますが、実際は「ブリッ」と一瞬しかアクセルは開けません。
ブレーキは図の通り「ムニュ~ゥ」とかけ続ける感じ。

ファーストインスローアウトといった感じでしょうか。




福田照男氏のライテクビデオ風に書くとこう↓
オフロード講習のつづき_b0022699_14105561.jpg
教習所のスラロームはタイムアタックと思われがちですが、それはちょっとした勘違いでして、ある一定の速度で走れれば基準タイムは余裕でクリアできるよう設定されてます。
自分も最初から最後までお手本のように走り抜けることは出来ませんでしたが、それでも大型二輪の基準タイムには少し余裕がありましたから。

なるべく速く走り抜けるってのは基準タイムに満たない人が陥りやすい罠でして、教習所のスラロームでご法度なのは事故を起こしてしまうこと。

中でも一番やっちゃいけないのがパイロン接触。
これ、教習所では人身事故とみなされます。検定でやっちゃうと一発アウト。

そんなのもあって自分はライン取り最優先で走ってました。
スローインなのはビビリなのとリスク回避のため。




オフロード講習のつづき_b0022699_1411484.jpg
次にHMSでやったスラロームを思い返してみると、な、なんと、パイロン接触はそんなにいけない事ではありません。(まぁ倒さないにこしたことはないですが)

そして基準タイムが一切設定されてませんでした。

これは初級コースだけかもしれませんが、この講習の最大の目的は「オートバイの挙動を学ぶこと」となってまして、速く走り抜けるのが目的の練習ではありませんでした。
その日言われたのも「二輪車という乗り物は、車体を傾けた状態でぐーっと減速していくと、どんどん旋回半径が小さくなっていきます。今日はこのオートバイの挙動を学んでいきましょう!」みたいな内容。

まぁ、結果として鬼のように小回りするのでタイムは速くなってしまうんですが。

で、パイロンをなぎ倒しても特に怒られるようなことはなく、逆に注意されまくったのが…

「ヒゲさ~ん、もっとフロントブレーキを使っていきましょう!もっと!!もっと!!!」ってなこと。

他に「もっと切り返しを早くしましょう」とかも言われてましたねあの時。

マージンを取ってワイドラインで走ったり立ち上がり重視で早めにブレーキをかけるのはダメな行為で、多少危険でも早め早めに切り替えしてパイロンすれすれのところにレイトブレーキングでツッコんで行くのが正しい行為といった感じなのがHMSの講習でした。

この時は口では「はいっ!」と解った風な返事をしつつギクシャクとFブレーキを引きずりながらのコーナリングを練習してましたが、やっぱり最後まで疑問だったのが…

「旋回半径が小さくなっていく/大きくなっていくという順番の違いはあるものの、同じ挙動を学ぶんであればより安全な方がイイんじゃないのかなぁ~」というもの。


結局この疑問を残したまま、後日オフロード講習に参加するわけですが……




オフロード講習のつづき_b0022699_1553747.jpg
草地でスラロームをやって初めてブレーキ引きずりながら旋回する理由が解ったんですが、これが我が人生久々のクリティカルヒットだったので、ちょっと詳しく書いておこうと思います。


ここまで前置きですので(;´∀`)


まずバイクのサスペンションって物は一番下までムギュッと沈んだ状態では機能しません。
この状態ではタイヤの性能が発揮されず、グリップも著しく低下してしまいます。

逆にピーンと伸び切った状態。
実はこれもリジットサスになってしまってタイヤの性能が発揮できない=グリップが低下した状態になってしまうんだそうです。

これを回避するためにブレーキを使ってサスが少し沈んだ状態を保つってのがHMSで習ったことでした。




オフロード講習のつづき_b0022699_1554322.jpg
状況によってはスローインファーストアウトが適している場合もありますし、一般公道ではフロントブレーキを引きずりながら前輪の性能をフルに発揮しつつ交差点を右/左折なんてやらずにゆっくり曲がるにこしたことはありませんが、もしも超広い私有地や公共の練習場などのクローズドな環境で走る機会がある場合は、前後左右の平面的な動き以外に、車体の沈み込みなんかの上下の動きも考えながらバイクに乗ってみると新しい何かが見えてくるかもしれません。


新たな発見があったりして思ってた以上に楽しかったオフロード講習、また受けてみたかったんですが、1~2月は予約が取れず、家で悶々としてました(;´Д`)

次回、3月にやーーーーっと予約が取れたので、オフ初心者ならではのスポンジの如き吸収力で色々勉強してこようと思います。
by hige-nin | 2013-02-09 16:12 | 乗り物とか
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